こんにちは、毛穴研究会のMです。
何度洗顔をしても気が付けばまたできている黒いポツポツ…気になりますよね。
その正体はズバリ、「角栓」です。
角栓とは、角質や皮脂などが混ざりあって出来た、毛穴に詰まった汚れのことを指します。
この角栓が溜まることで毛穴がどんどん広がり、空気に触れて酸化することで、変色して黒くなる…そして黒ずみにつながるのです。
黒ずみといえば「イチゴ鼻」のイメージが強いですが、鼻に続いて、頬の黒ずみに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。頬の面積は顔の大部分を占めているため、きちんとお手入れをしているか否かで印象がだいぶ変わってきますよね。
そこで今回は、頬の黒ずみができる原因から改善法までをご紹介していきます。
目次
黒ずみができてしまう原因とは
そもそも頬に黒ずみができる原因は何なのでしょうか??
主なものとして以下の3つが挙げられます。
毛穴が詰まっている
先程説明した、角栓が黒ずみになるパターンです。
皮脂や角質の他にも、空気中のホコリやファンデーションなどの化粧品の汚れも詰まっていってしまいます。どんなに洗い流したつもりでも、毛穴に入り込んでしまった汚れはなかなか取ることができません。
年を重ねるにつれ、古い角質が落ちにくくなってしまうことも…。
さらにそのままにしてしまうと、ニキビなどの肌トラブルにつながることもあるため、注意が必要です。
つまり毛穴の特徴としては、「黒くポツポツしている」「毛穴に白い角栓が詰まっている」などが挙げられます。
乾燥によるもの
次に考えられる原因は、乾燥によるものです。
とはいえ、乾燥とは水分が無くなって乾ききった状態であるため、”毛穴に何かが詰まる”こととは無縁なイメージがありますよね。
確かにオイリー肌の場合ですと、余分な皮脂が多いため、角栓ができやすくなります。
しかし、乾燥のしすぎもまた角栓が詰まる大きな原因となるのです。なぜかと言うと、乾燥からお肌を守るために皮脂が過剰に分泌されてしまうからです。
さらに乾燥した状態=肌の水分量が少ない状態は、皮膚の伸縮性が少なくなってなってしまうため、毛穴が開いてしまいます。結果、毛穴に角栓が詰まりやすくなってしまうのです。
乾燥による開き毛穴の特徴としては、「皮脂の過剰分泌」「毛穴がすり鉢状になっている」ことが挙げられます。
毛穴のたるみ
お肌だけではなく、毛穴もたるんでしまうのをご存知でしょうか?
加齢に伴い、お肌がハリや弾力を失ってしまうことで、重力に逆らえなくなった毛穴が広がってしまうというものです。毛穴が開きやすくなってしまうと、乾燥した時と同様に詰まりやすくなります。
たるみ毛穴の特徴としては、「毛穴がしずく状になっている」「引っ張ると毛穴が消える」が挙げられます。
黒ずみを取り除いた後は…
毛穴の黒ずみを取り除いた後はそのままにせず、きちんとケアをしなければなりません。なぜならば、せっかく洗顔などで黒ずみを除去したとしても、毛穴をそのままにしていると、そこにまたホコリや皮脂などが詰まってしまうからです。
そのため、黒ずみを取り除いた後は、冷水で毛穴を引き締めるなどしてケアを行いましょう。
頬の黒ずみを改善する方法
頬の黒ずみを改善するには、とにかくスキンケアが重要になります。
では具体的なものとして、どのような方法が挙げられるのでしょうか。
保湿をする
まず、大切なのが保湿をきちんと行うことです。乾燥による毛穴の収縮を防ぐためにも、洗顔後には化粧水や美容液をつけて、保湿ケアを怠らないようにしましょう。
また、余裕がある場合は、いつも行っているスキンケアに加えて、週に2回程度、シートマスクを使うなどして保湿をするのも良いでしょう。
正しい洗顔を心がける
正しい洗顔をすることで、毛穴の黒ずみを防ぐことが出来ます。
洗顔前に毛穴を開く
顔を洗う前に、蒸しタオルなどでお肌を温めましょう。
毛穴が開くことで、汚れが取れやすい状態になります。
泡立てはしっかりと
汚れを落とそうとゴシゴシとこすって洗いたくなってしまいがちですが、それはやらないようにしましょう。なぜなら、乾燥などの肌トラブルを引き起こすこともあるからです。
やり方としては、泡立てた洗顔料で、マッサージするように洗います。その後は、ぬるま湯でしっかりと洗い流して、流し残しが無いようにしましょう。
最後に冷水で毛穴を引き締めるのも、黒ずみ予防としては効果的です。
洗顔料は強すぎない、お肌に優しいものを選ぶようにしましょう。また、メイク落としの際にクレンジングを使用している方は、洗顔料と同様に刺激の少ないものに切り替えると良いでしょう。
紫外線対策を行う

毛穴の開きの原因として、「お肌のたるみ」があるのはご存知でしょうか。
紫外線を浴びることでお肌の潤いが奪われてしまうだけでなく、真皮層まで届くことでコラーゲンが破壊され、お肌の弾力が低下してしまいます。その結果、お肌が老化し、たるみを引き起こしてしまうのです。
シミをつくらないためにも、日焼け止めを塗る、日傘を利用する、などしてしっかりと紫外線対策を行うようにしましょう。
顔の筋肉を鍛える
毛穴の開きの原因となるたるみを防ぐもう1つの方法として、「顔の筋肉を鍛える」ということも挙げられます。表情筋が衰えてしまうと、皮膚や脂肪を支えられなくなってしまい、結果たるみや毛穴の目立ちにつながってしまいます。
表情筋を適度にトレーニングすることで、頬のたるみを防ぎましょう。鏡を見て表情筋の動きを意識しながら、余裕があれば朝と夜2回行うとなお良いです。
また、顔の筋肉を鍛えることで、くすみやくま、噛み合わせの改善にもなります。
1番大切なのは日々のケア

いがかでしたでしょうか?
頬の黒ずみができる原因から改善法までをご紹介させていただきました。最も重要なのは、毎日のスキンケアを怠らないようにするということです。
頬の毛穴の開きを改善することで、あの嫌な黒ずみを防ぐこともできます。
わずかな取り組みで頬の毛穴を目立たなくさせることができるため、気付いた頃から予防をしていくようにしましょう。